アールデコスタイル ダイヤモンドペンダント
アールデコスタイルとエドワーディアンスタイルが寄り添い共存している、ダイヤモンドとオニキスを使ったペンダントです。
私はオニキスの黒色にはいつも不思議なパワーを感じます。
ペンダントとして身に着けた時には襟元が、指輪として着けた時には手元がとても引き締まった感じに見えるのです。
同じ黒色でもエナメルの黒色の時には少し冷たい印象をうけるのですが、 オニキスでは優しいニュアンスに。この感覚の違いが妙です。
ダイヤモンドを包んで透かしと共にティアドロップ型に表現されたシルエットは、プラチナの細い線で作られています。
その表面には前回のルビー ダイヤモンドリングと同様に、万遍なく極小のミルが打たれています。
裏側はオニキスの部分だがけプラチナの板で蓋をされて守られています。
真ん中に1番大きなオールドヨーロピアンカット ダイヤモンドが裏側から見えますが、中心に小さな丸い穴が開いたようにキューレット(裏側突端の尖った先)が見えます。
モダンブリリアントカット ダイヤモンドのキューレットは、針の先の様に尖っているので、ルーペで見てもなかなか見つけられません。
出征して少なくなった男性に代わって仕事に立ち向かう凛々しい女性が、 このペンダントを胸元にキラリと輝かせて颯爽と立居振る舞うその姿が、 現代の女性の姿とオーバーラップします。
(Pt.)ダイヤモンド オニキスペンダント
イギリス 20世紀初期
アンティーク ジュエリー GoodWill
青山店 TEL:03-3400-4117
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