ローマンモザイクペンダント
いずれにしても最近では、素敵なモザイクジュエリーに出逢えるのが難しくなってきました。
今回はとても細かいマイクロモザイクとエナメルの絵を表裏に配したペンダントをご紹介します。
丸いフレーム内のモザイクはPとXを組み合わせたモノグラムで、ギリシャ語のクリストスの最初の2文字を組み合わせたデザインでしょう。以前テレビでバチカンの司祭さまの服の胸に同じ絵が見られた事があります。
その周りを青地と白い花が取り囲んでいます。
ローマンモザイクは1つが1mm以下の赤、青、白、緑等々の棒状の色ガラスを敷き詰めて、松やにで固定して絵を表現します。とても鮮やかな色が綺麗です。
裏側はロケットになっていて、中に丸い金の板が入っています。
その表には男性の絵が彫られていて、背景をブルーのエナメルで彩られています。
裏側には JUBILE 1865 PIE Ⅸ の文字が彫られていますので、その人物が1865年当時のピウス9世という事のようです。
きっとこの方を崇拝された方がお守りのように身に着けていたのでしょう。
少し大きめのバチカンが付いていますので、太いチェーンや紐を通してペンダントとして使えます。
下についている3つの玉も自由に動きます。
深い思い入れと共に大切にされていたに違いありません。
No.5610
Gold.モザイクペンダント
イタリア 19世紀中期
¥680.000+税
アンティーク ジュエリー GoodWill
青山店 TEL:03-3400-4117
Web → http://goodwill-antiques.jp/
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