モーニングジュエリー

オリジナルボックスの蓋を開けて対面したその瞬間から厳かな気持ちにさせられ、思わず姿勢を正して向き合ってしまう。そんな不思議なパワーを感じるペンダントです。
私がロンドンで出会った時のファーストインプレッションでした。

b0284422_13414221.jpg


b0284422_13324230.jpg


表面はロイヤルブルー、ターコイスブルー、ホワイトのエナメルで、美しく彩色されています。真ん中にはダイヤモンドで壺が表現されています。
壺の周りのロイヤルブルーはギロッシュエナメルで、エナメル内側の金に彫られた模様が透けて見えます。
裏面にはエナメルの彩色は皆無で、模様だけが彫られています。

b0284422_13443581.jpg


b0284422_13362322.jpg


b0284422_14214566.jpg


左右観音開きにロケットを開けて中を覗いて見ると、向かって左側には、年配のとても上品な雰囲気ですが、強い意志をしっかりと持った表情の男性の写真が。右側には金色の糸で束ねられた白髪(恐らくその男性の遺髪)が納められています。

b0284422_13483688.jpg


b0284422_13381192.jpg



写真のフレーム部分には、「IN MEMORIE OF JAMES AIKIN」「5TH JULY 1878」
という文字が彫られています。亡くなったJAMES AIKIN氏を偲んで作られたモーニングジュエリーです。

b0284422_13391042.jpg


きっと家族の大きな愛情に包まれた、仕事も成功して裕福な英国紳士だったに違いありません。
きりっとした表情から、インテリで知的な雰囲気も伝わってきます。

ペンダントのパフォーマンスや写真によって、色々な光景が次から次へと頭の中に湧いてきます。

ゴールド シルバー ダイヤモンド エナメル ペンダント
イギリス 19世紀中期 
[PR]
by goodwill-owner | 2012-11-02 14:17 | ジュエリー紹介 | Comments(0)