デイ&ナイト リング
青色の両サイドを無色のペーストで挟んだラインが、ストレートでスッキリしたデザインです。
この無色のペーストは、リングの円弧の半分だけに留められています。
その半球状の無色のペースト部分は左右に広がって、180度反対側にひっくり返って納まります。その納まった反対側の元々青色ペーストの有った位置に、今度は赤色のペーストが綺麗に並んでいます。
中側のリングの半分は青色、反対側の半分には赤色のペーストが留められているのです。
両サイドの無色ペーストはそれぞれ半円部分だけに留められています。それが円の両サイドで赤と青色ペーストが一列に並んでる中側のエタニティーリングの、青色と赤色の繋がった部分に金具で留まっています。(文章での表現はとても判り難いですので、写真をご覧ください。)
この様に赤色と青色を使い分けられるスタイルをして、赤をデイ、青をナイトと表現してデイ&ナイトと呼ばれます。
リング側面のシルバーの部分には、全ての面に模様が彫られています。
ペーストをレール止めしている細い線上には全て細かなミルが刻まれています。
どういった状態におきましても、彫かミルが施された地金が必ず見えます。
これが私のお気に入りポイントです。
指に当たる内側にはペーストに光が入る為の正方形の穴が綺麗に整列しています。こちら側は彫が無い鏡面で、只935というシルバーの金証を表す数字だけが印されています。
エタニティーリングですのでサイズ11.5号は直せません。そのサイズの指をお持ちの方だけがリングとしてお使い頂けるのです。お持ちでない場合は、好きな状態にリングを広げて、チェーンを通してペンダントとしてのご使用を提案致します。
細部に至るまでデリケートな模様が刻まれ、構造的にもすごく興味深いリングです。
No.11304
Sv. ペースト デイ&ナイトリング
イギリス 20世紀初期 ¥94.500