朝ポートベローロードマーケットへ行った後、12時25分発のユーロスターでパリへ来ました。
そのパリ、セーヌ川の辺で二年に一回開催される、世界で最高峰の宝石、絵画、美術工芸品等が集まる展示会に来ました。

カルチェ、ブシュロン、ショーメ等なとといった最高級のブランド店のブースが軒を連ねています。

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そのブース内はそれぞれのブランドの個性を上手く素敵に表現されて造られていますが、会場全体のデザイン、設計は、カール・ラガーフェルドというシャネルのデザイナーによるもので統一されています。

ショーケースの中にディスプレイされているジュエリーには圧倒されます。
最新の作品は勿論ですが、自社ブランドのアンティークも必ず展示していて、私としてはどうしてもそちらの方へ、それもごく自然に目が行ってしまいます。

自分は本当にアンティークジュエリーか好きなんだなー、と改めて実感しました。
今年のトレンドはオパールで、どの店でもふんだんに使われいました。流行と云うのはこうやって造られる訳ですね。

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今日がラストナイトなので、何と夜11時 まで開場しています。スタッフの方々はご苦労様です。

今晩はパリ泊で、明日はクリニアンクールのマーケットへ行きます。
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一年に一回のペースで毎年ウィーンを訪れます。

始めの頃は一泊して街を隈なく探って、先ずはアンティークショップを必死に捜しました。
ウィーンの街は以外に小さくてコンパクトなので、全て徒歩で動きます。

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街を万遍なく歩き回った結果、アンティークショップが王宮界隈に集中している事が判明しました。

そういった状況が把握出来たので、ここ数年はもっぱらロンドンから日帰りでウィーンへ来る事になりました。
でも本当は、せっかくウィーンに来たのだからもう少し余裕を持って、夜はオペラでも楽しみたいのですが、なかなか叶いません。

今日も毎回エナメルペンダントを買うマダムの店に、空港から直行です。満面の笑顔でお出迎えを受けました。

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早速沢山あるペンダントを見てみると、何故かてんとう虫が一つも見当たりません。今回は一番の売れ筋モチーフに振られてしまいました。
でもその代わりに何時もは見かけないローズカットダイヤモンドリンクがひょっこり目に留まり、ゲットしました。

その後二軒先のやはり毎回訪れるアンティークショップでも、ダイヤモンドブローチとインタリオリンクを、随分と悩んだ末に決めました。 20:05発のフライトでロンドンへ帰ります。
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今回買い付け最初の、バーモンジーマーケットへ行きました。
25年前、初めてのロンドン買い付けで最初に訪れたのも、この地です。 生まれて初めて目にしたマーケットのスケールの大きさと活気に驚き、感動したその時の光景は、今もはっきりと覚えています。

のどかだったこのバーモンジー地区も再開発で、マーケットが開催されていた大きな広場にマンションが立ち並び、今ではそのすき間で中庭のようなささやかな場所にて、かろうじてマーケットが存続しているという感じです。

でもそのおかげで周辺の道沿いには、今時の最新ファッションに合ったカフェがいくつも開店したので、日本ではあまりお目にかかれないない空間でブレックファーストを楽しめました。

ポイントカードも洒落てます。

肝心の買い付けの方はと言いますと、ネックレスにヴィンテージのクリップが一点ずつと冴えませんでした。


そろそろアンティークショップ開店の時間。これからが本番です。

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グッドウィル 末永 富士夫です。
このコーナーでは、私の見たり聞いたり感じたりした色々な事のお話を、少しずつではございますが語っていこうと 思います。お付き合い頂けましたなら幸いです。

そのこけら落としは、ロンドンでツタンカーメンカメオと出逢った時のストーリーです。

毎週金曜日の早朝より開催されるバーモンジ—マーケットを散策してブレックファーストを摂った後、高級アンティークショップが立ち並ぶニューボンドストリートへ足を延ばしました。
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先ずワツキでファベルジェの作品を堪能して、次にS.J. Phillips へ向かいました。ここはアンティークジュエリーと銀製品のフルアイテムが、所狭しとどっさり並んでいる100年以上の歴史を持つ店で、世界中のお金持ちがわざわざ訪れる、伝統と威厳に満ちたアンティークショップです。
私はまるで博物館のようにずらっと並んでいる沢山のアンティークジュエリーを、端から順番に一つひとつ舐めるように見て行きました。
そして2番目のショーケースを過ぎて、3番目のショーケースに目を移した途端、その中に鎮座している一つのカメオペンダントの前で、目がくぎ付けになり動けなくなってしまいました。
そのカメオのモチーフは何とツタンカーメンで、それも白い背景にカメオとして隆起している部分はブラックです。
しっかり目と目が合って離れられません。
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気を取り直して、先ずはとにかくケースから出してもらい、手に取ってみました。全体像をじっくり見た後、細部に至るまでルーペで隈なく見て触れてみると、さらに引き込まれていくのを感じます。

取り巻きのダイヤモンドを受けているゴールドの羽は、一つ一つ独立していて、更に黒いエナメルで淵取られています。少し遠目で見てみると、ぐるっと翼が一周して羽ばたいているようにも見えます。

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そんなフレームを含むカメオの全体像が醸し出す、威厳を持った強いオーラに降参です。
これはきっと途方もない高価な品に違い無いだろうと思い躊躇しましたが、勇気を出して値段を聞いてみました。その答えは、勿論いつも買い付けをしている商品とは桁違いではありましたが、最初に予想したべらぼうな金額ではなく、「えっ、本当に?」という数字でした。
とは云うものの、そうは簡単に受け入れられる金額ではありません。

アンティークディーラーをしてかなりの数のアンティークジュエリーを見て来ましたが、こんな感覚を味わったのは初めてでした。このカメオを、もうここに置いては帰れない、という気持ちになってしまい、ついに、思い切って手に入れる決心をしました。

フレームの裏側にはペンダントとして使用する為の金具が付いているのですが、 ブローチとして使用する為のピンを止める事が出来るネジ穴があります。
そこでこれに合わせてネジ止めが出来るブローチ用のピンを作成して貰うことにしました。本来は付いていたに違い無いパーツです。

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1週間後に再び訪問して見てみると、手作りのネジで可愛らしいピンが留まっています。そのネジ専用のドライバーとオリジナルボックス付きで。  
流石ロンドンの一流店です。

これでやっと私の元にカメオがやって来ました。
仕事でこんな感動を得られるなんて、本当に幸せです。

このブラックツタンカーメン カメオブローチは、女性だけでなく男性にも使って頂ける超レア物の逸品です。

上野の森美術館で開催のツタンカーメン展にてツタンカーメンのマスクを見ましたが、まさにその表情です。

私の個人的な感想では、このカメオの方が厳かな印象を醸し出しているように感じます。
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